モリス スタンド|クリサンティマム
Designer: William Morris
世界中で愛されているモリスのデザイン
『クリサンティマム・菊(Chrythanthemumn)』は、ウィリアム・モリス、43歳(1877年)の時の作品で、オリジナルは、金銀の配色が施された贅沢なデザインで、菊をモチーフにした巧妙な作品である。
デザインでは、2種の花と葉の形と色が全面に描かれており、その地に小さな葉模様が敷き詰められている。
また、色彩は華麗で対比的あり、このデッサンには、金彩と漆を施した特別版がつくられた。
1880年に、ギリシャ人の富豪、アレクサンドロス・イオデニスが、ロンドンのホーランド・パークの邸宅のインテリアをモリスに依頼した際に、そこに特別版の壁紙が使われ評判になった。
ちなみに、「菊」の花のモチーフは、近年の、ヨーロッパを中心にしたモダンスタイルのファブリックでもそのデザインのアレンジが積極的に採用されており、根強い人気があり、『クリサンティマム』の、贅沢で溢れんばかりの豊かな花と葉、細かな葉々の繊細な背景のプリントは、今なお根強い人気を保っている。
アンティーク風で趣き深いモリススタンドは、ひとつひとつ職人さんにより丁寧につくられております。
Detail 細部
■ 『クリサンティマム』の生地は、当時の日本趣味の流行を取り入れた日本の菊文様をベースにしたデザインです。
■ やわらかな曲線と木のぬくもりが落ち着いた雰囲気を演出♪
■ 『クリサンティマム』は、日本の(菊)にインスピレーションを受けていたウィリアム・モリスが、1877年に壁紙としてデザインをしたのが始まりです。
その後長い時を経て、1960年代に、英国・サンダーソン社によって、魅力的な布地としてもデザインされる様になりました。
設置方法
電源プラグをコンセントに差し込むだけで設置OKです。
※画像はイメージです。
商品スペック
名称 |
モリス スタンド |
柄(生地) |
クリサンティマム |
ランプ |
E26普通球60W + ナツメ球5W 付
|
サイズ |
幅φ390mm 高585mm
上(笠上部)φ210mm
下(ベース部)φ140mm |
備考 |
【製造】 生地:イギリス製 本体:日本製
※ウイリアムモリスの生地を使用。 ※生地裁断により柄の出方はひとつひとつ異なり、記載されている画像と柄の出方が異なる場合がございます。 ※モニタ環境によって実物の色と違って見える場合がございます、ご了承くださいませ。
※急の在庫切れの場合はお届けまでに数ヶ月お時間を頂く場合がございます。ご了承ください。 |
Series シリーズ ※各照明のページへは ↓こちらの画像をクリック。
ウィローバウ
いちご泥棒 ブラウン
いちご泥棒 ブルー
クリサンティマム
ヴァイン1
ウィローバウ
クリサンティマム
ヴァイン1
ミカエルマスデイジー1
Designer デザイナー
ウイリアム・モリス  William Morris (1834~1896)
英国の思想家、詩人であり近代デザイン史上に大きな影響を与えたウィリアム・モリスがロンドン郊外の裕福なブルジョア家庭に生まれたのは、今から170余年前のことでした。
幼い頃より中世のロマンスの世界に憧れ、自然に囲まれた大邸宅で過ごす中で、のびやかで牧歌的な感性が養われていきます。
新進社会評論家ラスキンの著書に感銘を受け、ラファエル前派の芸術家(バーン・ジョーンズ、ロセッティら)と出会い、建築・美術・文学の世界にのめり込んでいきます。
彼が新婚生活を送るために建てた「レッドハウス」は、設計から家具、壁紙、カーペット、タペストリーに至るまでモリスと友人達の手によるもので、“世界で最も美しい家”と呼ばれました。これを機に仲間と共に、“芸術と仕事、そして日常生活の統合”という理念を掲げたモリス商会を設立します。
1888年に開かれた美術工芸協会の展覧会の名をとって、彼らの運動を「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ぶようになりました。モリスの活動の中でも、ひときわ充実しているのが自然の樹木や草花などをモチーフにしたテキスタイルデザインです。
このモリスのデザイン一世紀以上を経た今日でも少しも新鮮さを失わず、世界で根強いファンに愛され続けています。