Mukuren Chandelier
白木蓮から着想を得たシャンデリア「Mukuren Chandelier」
日本では春の訪れを予感させる白木蓮から着想を得て生まれた「Mukuren Chandelier(モクレン シャンデリア)」は、クラフツマンシップとデザインの融合で知られる日本人デザイナー「深澤直人」と「LLADRO(リヤドロ)」の初のコラボレーションによって生まれた照明です。
深沢直人氏は、永遠の絆を象徴する白木蓮とその印象的な花の美しさインスピレーションを得て、デザインの際には「花を見て、白磁、その質感と性質について考えた時、自動的に頭の中でそのアイディアが構成されました。」と述べています。複雑かつ繊細な佇まいはモクレンそのものの自然な美しさを写し取り、空間に光と共に浮かび上がる姿は非常に優美で幻想的です。
日本とスペイン・工芸と伝統
大きく広がる枝と花生りを構成するのは光沢を抑えた仕上げのアルミニウムとリヤドロが誇るハイポーセリン。異種素材の2つが違和感なく存在するのは、それぞれが引き継いできた伝統や技を熟知し、新たなデザインとして昇華した姿になります。
「Mukuren(モクレン)」を構成する花々はすべて手作りです。半透明のポーセリン(磁器)の花びらから透過する温かい光は、空間を柔らかく包み込むような光を生み出します。 白木蓮の枝を表現した複雑で詩的な構造は、黒漆塗りのアルミニウム製です。LEDの光は強弱をつけることができます。
魂のこもったライティング
モクレンを構成する花びら(シェード)は全てハンドメイドになります。花びらの半透明の磁器を通したあたたかい光が、空間を包み込むような明るさを生み出します。その構造は複雑であると同時に詩的であり、白木蓮の木の枝は、黒塗りのアルミニウムで作られています。
「モクレン」は光そのものであり、光を放つものであり、工芸(クラフツマンシップ)であり、デザインである。(深澤氏)
設置方法
商品スペック
名称 |
Mukuren Chandelier モクレン シャンデリア |
メーカー |
LLADRO リヤドロ |
カラー |
ブラック |
材質 |
ポーセリン(磁器) アルミニウム |
光源 |
組込LED 36W 2,700K ×30(※調光非対応) |
サイズ |
幅φ 1,400 × 高 800(mm) 全長 1,700(mm)MIN 950 - MAX 2,100(mm) 重 6.5 kg |
スイッチ |
なし(壁スイッチ:ON/OFF) |
取付方法 |
電気工事 |
原産国 |
スペイン |
デザイナー |
Naoto Fukasawa 深澤直人 |
彫刻家 |
Dept. Diseño y Decoración |
その他 |
※IP20(屋内専用) ※1点1点手作業で仕上げている為、作品の見せる表情や色合い形状が微妙に異なります。 リヤドロ作品は磁器の性質上、焼成時に必ず穴を開けます。そのかけらが中に残って固まっている場合、カラカラ音がする場合があります。不良ではございませんのでご安心ください。 ※在庫切れの場合、取り寄せに数ヶ月お日にちを頂くことがございます。ご注文前の在庫確認も受付けています。お気軽にお問い合わせください。 ※商品の色はモニターの設定により実物と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 |
Brand ブランド
ポーセリンのトップブランド「LLADRO」
LLADRO / リヤドロは、スペインを代表するポーセリンアートをデザイン、製造するブランドです。彫刻から照明、ホームアクセサリー、ジュエリーまで、現代的でスタイリッシュな製品を発表しています。1953年、リヤドロ三兄弟は、マイセンやセーヴル、カポディモンテの偉大なヨーロッパのブランドの作品に触発され、プレートや花瓶、陶器の置物を作り始めました。1960年代には職業訓練学校を設立し、有能なアーティストや技術者を育成するようになりました。アメリカ市場に参入し、1980年代には、新興市場にも進出し、国際的なブランドへと成長。現在までに、フェリペ皇太子賞国際化部門、競争力部門、リーディング・ブランド経営部門など、名誉ある賞を多数受賞しています。アートとも呼べるその作品は、世界中の多くの人々の共感を得、約120カ国に及ぶ国々で展開するポーセリン(陶磁器)のトップブランドです。
Designer デザイナー
Designed by Naoto Fukasawa 深澤直人
深澤直人(以下、深澤氏)は山梨県出身。多摩美術大学を卒業後、アメリカ、ヨーロッパ、日本の大手企業のプロダクトデザイナーとしてキャリアを積みました。
機能性とミニマリズム、工業生産と"工芸"の融合が、彼の作風の特徴です。深澤氏にとってデザインとは、客観的に観察し、モノとその周囲の環境(佇まい)、用途、空間との関係を分析することです。
工芸をこよなく愛する深澤氏は、手作りのものをデザインという切り口で見れば、その価値はさらに高まると考えています。そして、工芸とデザインが重なり合う境界線を探ることを好み、最高のものを作るためには、しばしばその境界線を完全に消し去らなければならないと語っています。