EMI ｜ エミ
影から生まれる光「EMI」
「EMI（エミ）」は、デザイナー「Erwan Bouroullec（エルワン・ブルレック）」が「FLOS（フロス）」社のために手掛けた照明です。"影から光が生まれる"という逆説的なコンセプトに基づいて設計されたシリーズで、「フロアライト」と「テーブルライト」が展開しています。
カラーバリエーションは5色。全体が白く揃えられた「オール・オフホワイト」、シェードのみ白が採用された「オフホワイト」、シックなトーンが落ち着いた雰囲気を演出する「ディープブルー」、「ディープグリーン」、「ディープレッド」です。
隠された光源が演出する"光"
「EMI（エミ）」は「FLOS（フロス）」が開発した光源が採用されており、その設計上光源が見えにく作りとなっています。技術とデザインが融合し、三角形のポールに収められた3つのライトが力強くも優しい光を放ちます。
非常に明るい光を放つ「EMI（エミ）」は、空間を素早く照らし、光と影の陰影を描くことでより空間を象徴的に演出します。さらに、光源は目に見えないため、実質的には壁からの反射光によって光が生まれます。シェードによって遮られることなく、部屋を照らし出します。壁紙の持つ味をより強調し、神秘的な雰囲気が生まれ、最終的には壁から自然な光が漏れているような効果が得られます。
その特徴的な光の放ち方から、"放出する"という意味で、"光を発する"という意味の略語の「EMI（エミ）」の名前が採用されました。略語を使用することにより、"目指す"という意味にもとれる名前になります。このランプは、スポットのように使って光を方向づけるというもので、"目指す"には目標、方向、達成したいものといった意味があり、まさにぴったりのネームが採用されました。
繰り返される円型のモチーフ
最も幾何学的で極端な存在の一つである円。より自由な発想をもたらすこのモチーフはより美しい幾何学的形状としてデザインに組み込まれています。「EMI（エミ）」では、光源の関係で、シェードには円や四角形ではなく三角形が採用されています。これはこのエミを自然な形に使うために最も優れた造形であるとデザイナー「Erwan Bouroullec（エルワン・ブルレック）」は語ります。
『光には二つの理由から、非常に彫刻的な価値があります。照明器具は天井に設置されることが多く、たいていの場合、天井は空いている場所なので、光は視覚的に重要な存在感を持ちます。しかし、光は彫刻的な側面も持ち合わせています。空間にボリューム感を生み出すことができるのです。照明デザインは、私の個人的な仕事とスタジオにおいて、常に最も感情的な部分を占めてきました。人々はテーブルよりも光の方をずっと記憶に残します。なぜなら、光は部屋の雰囲気を調える上で非常に重要だからです。光は体験を生み出すのです。』
環境にも配慮された素材選び
「EMI（エミ）」はアルミニウムのボディと鋳鉄製のベースで作られており、リサイクルしやすいのが特徴です。とても重く、性質上、少しざらざらしていて、生き生きとした印象を受けることができる素材でもあります。素材の持ち味をそのまま表現された、非常にストイックで印象的な照明です。
設置方法
コンセントに電源プラグを接続、スイッチをONにしてお使いになれます。お取り扱いについてのご質問も受付けています。お気軽にお問い合わせください。
商品スペック
| 名称 |
EMI F エミ フロアライト |
| メーカー |
FLOS フロス |
|---|
| カラー |
オール・オフホワイト コード：ホワイト |
| 材質 |
アルミニウム PMMA（アクリル樹脂） |
| 光源 |
ご注文の際にお選びいただけます。
●組込LED：49.5W（アッパーライト：37W/ダウンライト：12.5W） 2700K 3377lm
●組込LED：49.5W（アッパーライト：37W/ダウンライト：12.5W） 3000K 3442lm
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| サイズ |
幅 255 × 奥行 239 × 高 1,700（mm） 重 14.6kg コード長 2,500（mm） |
| スイッチ |
本体タッチセンサー（アッパーライト/ダウンライト）
タッチ：ON/OFF 長押し（つまむ）：無段階調光（1％ - 100％） |
| 原産国 |
イタリア |
| デザイナー |
Erwan Bouroullec エルワン・ブルレック |
| その他 |
※在庫切れの場合、取り寄せに数ヶ月お日にちを頂くことがございます。ご注文前の在庫確認も受付けています。お気軽にどうぞ。
※商品の色はモニターの設定により実物と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。
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Variation バリエーション ※ ↓こちらの画像をクリックすると各照明のページをご覧になれます。
オール・オフホワイト
オフホワイト
ディープブルー
ディープグリーン
ディープレッド
Brand ブランド
最新の技術力とデザイン！モダン照明のトップブランド「FLOS」
1962年イタリアのメラーノにて創設。イタリアデザインの巨匠、アキッレ＆ピエールジャコモ・カスティリオーニ兄弟が「FLOS（フロス）」創業に参画し「COCOON（コクーン）」と呼ばれる繊維を使ってつくられた照明がFLOSの原点。最新の革新的な技術とともに、モダンな照明デザインを牽引するプロダクトを提供し続けている。また、フィリップ・スタルク, ジャスパー・モリソン,マイケル・アナスタシアデスらをはじめとする才能豊かなデザイナーたちと数々の名作照明を発表。2005年より一般に多く知られる住宅向けのデコラティブ照明のほかに、ハイエンドな商業施設や公共建築向けのアーキテクチュラル照明も多く手掛ける。近年はアウトドア照明も注目を集め、今日照明における統合的なソリューションを提供する企業として、世界90 カ国以上に輸出。2022年創立60 周年をむかえた。
Designer デザイナー
Designed by Erwan Bouroullec エルワン・ブルレック
1976年カンペール生まれのフランス人デザイナー。
パリとフランス・ブルゴーニュ地方にもアトリエを構える。1998年、École nationale supérieure d'arts de Paris-Cergyを卒業。1998年以来、兄Ronan(ロナン)とErwan Bouroullecは、共に活動をしているが、現在は独立したプロジェクトも展開している。二人はこれまで、さまざまな分野のプロジェクトを共にデザインし、Vitra (ヴィトラ)、Hay (ヘイ), Samsung (サムスン), Flos (フロス), Kvadrat (クヴァドラ), Ligne Roset (リーン・ロゼ), Established and Sons (エスタブリッシュド＆サンズ)などと協業。MoMA (ニューヨーク), Victoria and Albert Museum (ロンドン), Art Institute of Chicago (シカゴ), Centre National d'Art et de Culture Georges-Pompidou (パリ), Musée des Arts Décoratifs (パリ)など、主要な美術館に数多くの作品が所蔵されている。さらにDesign Museum (ロンドン, 2002), Museum of Contemporary Art – MOCA (ロサンゼルス, 2004), Centre Pompidou–Metz (2011), Victoria & Albert Museum (ロンドン, 2011), Museum of Contemporary Art Chicago (シカゴ2012), Musée des Arts Décoratifs (パリ, 2013) ）など、数々の美術館で個展を開催。最近では Philadelphia Museum of Artで回顧展が開催された。また多数のモノグラフが出版されており、Phaidon社の『Works』（Phaidon Press London、2012年）などがある。
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