Nessino
60年代イタリアンデザインの象徴「Nesso」
「Nessino(ネッシーノ)」は、1950年から1960年を象徴するイタリアのデザイナー「Giancarlo Mattioli(ジャンカルロ・マッティオーリ)」が製作した当時の象徴的なテーブルランプの1つです。
クラゲの形にインスピレーションを受けた「Nessino(ネッシーノ)」は、アイコニックでつるりとしたフォルムにぴったりな「ホワイト」「オレンジ」「レッド」の3つのカラーバリエーションが日本で展開しています。
アイコニックな表情
「Nesso/Nessino(ネッソ/ネッシーノ)」は1965年、当時の建築家グループのCitta Nuovaと共に、Artemide(アルテミデ)とEditrice Domusが興したコンペに向けて考案されました。
大きな傘のようなシェードの中に、4つもの電球を隠すことを可能とし、落ち着いた環境光を得るための新しい方法の1つになりました。プロジェクトは成功し、ランプは1967年から「Nesso(ネッソ)」という名前で生産されました。それはその後、当時の象徴的なアイコンとなり、ニューヨーク近代美術館 (MOMA) の永久コレクションに今も含まれているという事実が証明するように、長期にわたって人気を博しました。
その後、「Nessino(ネッシーノ)」は60年代のイタリアンデザインを象徴する作品となりました。この60年代は、初めてプラスティックを使用することでデザインが国内の風景を変え、モダンなモノが溢れた10年でした。自然からインスピレーションを得た、表情豊かなそのフォルムは、ベース部から立ちのぼったセードが裏返って大きく広がったような形状は現代にいたっても革新的であり、挑戦的な佇まいで空間を彩ってくれます。
設置方法
コンセントに電源プラグを接続、スイッチをONにしてお使いになれます。お取り扱いについてのご質問も受付けています。お気軽にお問い合わせください。
商品スペック
名称 |
Nessino ネッシーノ |
メーカー |
Artemide アルテミデ |
カラー |
本体:オレンジ コード・スイッチ:クリア |
材質 |
樹脂 |
光源 |
LEDランプ E17(電球型) 2.7W 3000K ×4(付属) |
サイズ |
幅 Φ320 高 222(mm) 重 1 kg コード長 1,800(mm) |
スイッチ |
中間調光スイッチ |
デザイナー |
Giancarlo Mattioli ジャンカルロ・マッティオーリ |
詳細 |
※在庫切れの場合は、取り寄せにお日にちを頂く場合がございます。ご注文前の在庫・納期確認も受付けています。お気軽にお問い合わせください。 ※商品の色はモニターの設定により実物と見え方が異なる場合がございます。予めご了承ください。 |
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Brand ブランド
大胆で斬新な発想「Artemide」
イタリアを代表する照明メーカーであるアルテミデ社は1959年の創業以来、斬新で大胆なデザイン開発力で世界的評価を受けています。特に「ティチオ」や「トロメオ」は世界的に人気が高い代表作です。日本人デザイナーでは深澤直人の「デメトラ」を発表してます。
Designer デザイナー

Designed by Giancarlo Mattioli ジャンカルロ・マッティオーリ
起1933年ボローニャ生まれのジャンカルロ・マッティオーリは、1950年代から60年代にかけて大成功を収めたイタリアのデザイナー、建築家、都市計画家、肖像画家、人間、知識人でした。美術高校に通っていたマッティオーリは、マスターから学んだペン画への情熱を育み続けました。フィレンツェで建築学を卒業し、1961年にピエルルイジ・チェルヴェッラッティ、ウンベルト・マカフェッリ、フランコ・モレッリ、ジャンパオロ・マッツカート、マリオ・ザッファニーニとともに都市建築家グループ「チッタ・ヌオーヴァ」を設立しました。2018年に85歳で亡くなりました。

Designed by Gruppo Architetti Urbanisti Città Nuova チッタ・ヌオーヴァ
「チッタ・ヌオーヴァ」都市建築家グループは、建築家という個人の創造者としての立場を意識的に脇に置き、地域やコミュニティの声に耳を傾け、協力しながら建築、そして都市計画を行うことを選んだ若い専門家の集団でした。このグループは、ジャンカルロ・マッティオーリの主導により 1960 年代初頭にボローニャで設立 (および運営) され、ピエルルイジ・チェルヴェッラッティ、ウンベルト・マカフェッリ、フランコ・モレッリ、ジャンパオロ・マッツカート、マリオ・ザッファニーニ、そしてマッティオーリ自身で構成されていました。
1965年、当グループはジャンカルロ・マッティオーリとともに、アルテミデとエディトリチェ・ドムスが主催した「スタジオ アルテミデ・ドムス・ディ・ミラノ」コンペに参加し、新しいランプのプロジェクトを発表して優勝しました。
このランプはネッソと呼ばれ、そのイメージは当時を象徴しており、ニューヨーク近代美術館(MOMA)に今も展示されていることからもわかるように、長きにわたる幸運をもたらしました。