モリス スタンドランプ | ウィローボウ
世界中で愛されているモリスのデザイン
日本でも非常に人気の高い「William Morris(ウィリアム・モリス)」の生地を使用して製作されたオリジナルのテーブルスタンドです。こちらはシェ−ドのサイズに合わせ、柄の大きさを選んだ「BEST OF MORRIS(ベスト・オブ・モリス)」の生地を使用しております。主にカルトナージュや小物に多く使用されており、とても人気の高い生地です。こちらのスタンドランプは点灯時、消灯時にもお楽しみいただけるをコンセプトに製作されています。
Willow boughs(ウィローボウ)
モリスデザインの中でも特に「Willow bough (ウイロボウ)」 は幅広い方々にとても人気の高いデザインです1874年にデザインされた壁紙《柳》Willowが非常に人気となりその後この《柳の枝》Willow boughがデザインされました。テムズ川に注ぐ支流の川岸を美しく護る柳の木はモリスにとっては最も英国的な樹木といえます。
娘のメイ・モリスが 『小川に沿って歩いているとき、父は葉のフォルムの細部や多彩な様態を指さしていた。その後まもなく、柳を観察して描かれた壁紙がロンドンの多くのリビングルームを飾り、家庭のくつろぎの場が緑の葉で囲まれたようになったのです。』と述べているように繊細に重なり合う躍動感があふれる作品となっています。
永く愛されるデザインと共に
ランプシェード (布笠) の内側は耐熱樹脂を用いて上下巻込みにて仕上げております。本体にはベース部には木を使用し、支柱部分には真鍮鋳物を使用して重量感のあるものになっております。支柱部分の真鍮は素材を活かすため表面処理を施さず、生地にヘアライン加工のみとしております。材質の特性上、色むらなどがある場合がございますが、経年変化としてお楽しみください。
商品の作成は生地の裁断、シェードの張込み、木の加工、塗装、本体の製作まで全て日本国内で行われています。手作業が多いため、シェードの柄取りや本体の木目、塗装ノリは一つ一つ異なるものとなります。特にスタンド本体の塗装や木目の違いは、天然木によるもので同じものはありません。大量生産ではないが故のオリジナルの違いをお楽しみください。
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■ 内側は耐熱樹脂を用いて上下巻込み仕上げのファブリックシェード。人気の高いウィリアム・モリスの生地を使用したオリジナルのテーブルランプです。
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■ モリスの生地と相性のよい真鍮製の支柱。生地の裁断、シェードの張込み、木の加工、塗装、本体の製作まで全て日本国内で行われています。
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■ 小さな机に置いても邪魔にならないサイズ感!
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■ ランプキャッチ(シェードの軽い角度調節が可能です。)
設置方法
モリス スタンドライトはシェードの取付金具を電球に挟むだけの簡単組立式です。組立ての後、コンセントに電源プラグを接続、中間スイッチをONにしてお使いになれます。お取り扱いについてのご質問も受付けています。お気軽にお問い合わせください。
商品スペック
名称 |
モリス ミニ スタンドランプ |
柄(生地) |
ウィローボウ(Willow boughs):ブラック 支柱:ゴールド ウッドベース |
光源 |
E17(シャンデリア球)40W 相当 ×1(付属)
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サイズ |
幅 φ120 × 高 290(mm) シェード:φ120 × 高 115(mm) ベース: φ92(mm) |
スイッチ |
中間スイッチ(ON/OFF) |
取付方向 |
コンセント接続 |
備考 |
【製造】 生地:イギリス製 本体:日本製
※ウイリアムモリスの生地を使用。 ※生地裁断により柄の出方はひとつひとつ異なり、記載されている画像と柄の出方が異なる場合がございます。
※急の在庫切れの場合はお届けまでに数ヶ月お日にちを頂く場合がございます。ご注文前の在庫・納期確認も受付けています。お気軽にお問い合わせください。 ※モニタ環境によって実物の色と違って見える場合がございます、ご了承くださいませ。 |
Variation バリエーション ▼こちらの画像をクリックすると各照明のページをご覧になれます。
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ピンパーネル
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ウィローボウ ブラック
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いちご泥棒 ブルー
Designer デザイナー
ウイリアム・モリス  William Morris (1834~1896)
英国の思想家、詩人であり近代デザイン史上に大きな影響を与えたウィリアム・モリスがロンドン郊外の裕福なブルジョア家庭に生まれたのは、今から170余年前のことでした。
幼い頃より中世のロマンスの世界に憧れ、自然に囲まれた大邸宅で過ごす中で、のびやかで牧歌的な感性が養われていきます。
新進社会評論家ラスキンの著書に感銘を受け、ラファエル前派の芸術家(バーン・ジョーンズ、ロセッティら)と出会い、建築・美術・文学の世界にのめり込んでいきます。
彼が新婚生活を送るために建てた「レッドハウス」は、設計から家具、壁紙、カーペット、タペストリーに至るまでモリスと友人達の手によるもので、“世界で最も美しい家”と呼ばれました。これを機に仲間と共に、“芸術と仕事、そして日常生活の統合”という理念を掲げたモリス商会を設立します。
1888年に開かれた美術工芸協会の展覧会の名をとって、彼らの運動を「アーツ・アンド・クラフツ運動」と呼ぶようになりました。モリスの活動の中でも、ひときわ充実しているのが自然の樹木や草花などをモチーフにしたテキスタイルデザインです。
このモリスのデザイン一世紀以上を経た今日でも少しも新鮮さを失わず、世界で根強いファンに愛され続けています。